最近猫を飼い始めた まつだ整骨院 交通事故治療担当の松田です。
昨日来院されたむち打ちの患者様、
事故の日からおよそ3か月、頑張って治療に通った甲斐もあり、9割がた治ってきている。
そこで、
治療の終了がいつになるか?
という話になった。
患者様 「もうそろそろ治療も終わりでしょうか?」
私 「そうですね、そろそろ良さそうですね」
患者様 「ところで、ここまで治ったら終わり!みたいな基準ってあるんですか?」
私 「身体が、100%事故前の状態に戻ったら完治で終了ですね」
患者様 「100%かぁ・・・」
私 「今何%治ったと感じていますか?」
患者様 「90%くらいかな?」
私 「残りの10%は?」
患者様 「首の重だるさが残りますね」
私 「それは事故前には無かった重だるさですか?」
患者様 「事故前にも少しはあったかもしれません・・・」
私 「その首の重だるさで、日常生活や仕事において困っていることはありますか?」
患者様 「そんなにありませんが、強いて言えばデスクワークがはかどらないような・・・」
私 「それは事故前にはなかったことですか?」
患者様 「どうだったかなあ~~? 事故前も時々はかどらないことは有ったような・・・」
私 「事故前と比べて、どのくらいはかどらないか、具体的に言えます?」
患者様 「う~~ん・・・具体的にとなると難しいですね・・・」
私 「ところで、この首の重だるさが100%治るまで頑張りたいと思いますか?」
患者様 「前からあったかもしれないので、100%は高望みのような気もします・・・」
と、こんな感じの会話のながれでした。
このように、治療が長くなってくると、患者さん自身治療のゴールが分からなくなってきます。
『事故前の身体の状態』がゴールなのは間違いありませんが、時が経つと、その状態を忘れてしまうわけです。
そうなると、何となくスッキリしないまま治療を終える形になります。
スッキリ納得する為には、事故前の体の状態と現在の状態とを、客観的に比較できたら良いわけです。
そこで、『事故前の状態』を、出来るだけ早い段階で記録することをお勧めします。
日記やメモ帳に書き記すと良いですよ。
〇月〇日:首の痛みで夜間3回目が覚める。事故以前は目が覚める事はなかった。
〇月〇日:職場で10㎏の荷物を運ぶ際に、腰の痛みで途中一旦荷物を降ろして休憩した。事故前同じ作業の際にも腰に痛みは感じたが、休むことなく運ぶことが出来ていた。
と言う風に。
事故直後だったら、まだ事故前の状態を覚えていますからね。
こういった手記を残しておくと、後々ゴールの手掛かりになります(^^♪
それにしても、こちらの患者様には初検時に、
メモを取るようにアドバイスしていたはず・・・。
聞いてみたところ、
「・・・忘れてました」
チクチク言っておくんだった(゚Д゚;)
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